喘息(ぜんそく)について
喘息(気管支喘息)は、空気の通り道である気道が炎症などで狭くなることによって、のどが「ゼーゼー・ヒューヒュー」と鳴ったり(喘鳴:ぜんめい)、咳や痰が出て呼吸が苦しくなる病気です。
朝や夜寝るときなど、一定の時間にこうした症状が現れる、あるいは咳が止まらなくなるような場合は、アレルギー性の病気かもしれません。
喘息は、アレルギーを引き起こす原因物質である埃やダニ、ペットの毛などが体内に入り、気管支でアレルギー反応が起こったり、風邪やストレスが刺激となったりして、ひどくなる場合があります。
● 喘息の検査
喘息が疑われる場合は、血液検査でダニや埃、ペットの毛やフケなどに対するアレルギーが無いかどうかの検査や、また呼吸機能検査を行います。
● 喘息の治療
治療としては、発作の治療と発作を起こさせないための予防が大切になってきます。
発作が起こった際は、ステロイド吸入薬、気管支拡張薬などの薬物療法で炎症を抑えます。
ここでステロイドと聞くと、副作用が気になる方も少なくないと思います。
しかし吸入薬は直接気管支の表面に作用し、体にはほとんど吸収されないため、全身的な副作用はありません。
一方では、予防のために自宅からアレルゲンの原因となる埃・ダニ・タバコの煙などを取り除いて環境を整え、規則正しい生活を心がけることも大切です。
クリニック概要
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〒224-0003
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モザイクモール港北5Fメディカルモール - 電話番号:045-911-2500
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モザイクモール港北 5F メディカルモール内 - 診療科目
小児科・小児アレルギー科・小児循環器内科 - 院長
小林 賢司
(日本小児科学会専門医/日本小児循環器学会専門医)