小児アレルギー科について
近年、喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなど、アレルギーの病気にかかるお子様がたいへん増えてきました。
当院では、こうしたアレルギー物質によって引き起こされる、喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどの診断・治療を行います。
お子様のアレルギー疾患で気になる症状がある場合は、お気軽にご相談ください。
● 喘息
喘息(気管支喘息)は、空気の通り道である気道が炎症などで狭くなることによって、のどが「ゼーゼー・ヒューヒュー」と鳴ったり(喘鳴:ぜんめい)、咳や痰が出て呼吸が苦しくなる病気です。
朝や夜寝る時など、一定の時間にこうした症状が現れる、あるいは咳が止まらなくなるような場合は、アレルギー性の病気かもしれません。
喘息は、アレルギーを引き起こす原因物質である埃やダニ、ペットの毛などが体内に入り、気管支でアレルギー反応が起こったり、風邪やストレスが刺激となったりして、ひどくなる場合があります。
● アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は食事や環境による何らかの刺激がきっかけとなり、痒みをともなう湿疹が、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、慢性的に続く病気です。
アトピー性皮膚炎の原因は現在のところ、はっきりとはわかっていませんが、遺伝体質に加え、環境因子などが強く関係して発病すると考えられています。
この数十年来、アトピー性皮膚炎の患者数が増加してきたのですが、その原因としては、大気汚染や家屋の密閉による室内アレルゲンの増加(特にダニ)や、食生活の変化により、たんぱく質摂取量が増えたことなどが挙げられています。
● 食物アレルギー
卵・乳製品・小麦・甲殻類・いくら・果物などを摂取することで、様々な症状(湿疹、おう吐など)が出現します。
まずは、お子様に応じてそれぞれに除去や、あるいは摂取をお勧めいたします。
血液検査の結果が陽性イコール摂取出来ない、というわけではありません。少量ずつ食べることによって食物アレルギーの治療を行っていきます。
※詳しくは、それぞれの項目をご覧ください。
クリニック概要
- 所在地
〒224-0003
神奈川県横浜市都筑区中川中央1-31-1
モザイクモール港北5Fメディカルモール - 電話番号:045-911-2500
- アクセス
横浜市営地下鉄センター北駅すぐ近く
モザイクモール港北 5F メディカルモール内 - 診療科目
小児科・小児アレルギー科・小児循環器内科 - 院長
小林 賢司
(日本小児科学会専門医/日本小児循環器学会専門医)